学科ニュース
(健スポ)スポーツ企業情報演習≪講演2≫
11月2日(水)の第2回目は、深川医療株式会社の斎藤義史様にご登壇いただきました。
パラリンピックで車いすを提供している話から始まり、バーバルコミュニケーション(言語)、ノンバーバルコミュニケーション(非言語)を用いて。また、学生同士で実践し発表するなど、教室全体が一体化し、学生たちも集中して聞き入っていました。
学生たちがコミュニケーションを学ぶために行った相手の苦手な食べ物を当てるゲームです。皆さんは、この質問から苦手な食べ物を答えることができますか。
質問学生「あなたの苦手な食べ物は、海のものですか?それとも陸のものですか?」
回答学生「陸のものです」
質問学生「それは、野菜系ですか?それともお肉系ですか?」
回答学生「野菜系です」
質問学生「それはどちらかというと、緑色ですか?それとも青色ですか?」
回答学生「どちらかというと青色です」
周りの学生たち「えっ!青・・・野菜なのに青色??」
と予想外の質問と回答に、周りの学生も自分たちが予想していた答えとあっているのかわからなくなっていました。
では、正解はというと・・・
『なす』だったようです。皆さんは、わかりましたか?
“なす”なら紫色ではと思った人も多かったかもしれませんね。しかし人によって言葉の受け取り方、考え方は異なることを、この質問と回答から身を持って学生たちは体験することができました。
斎藤様より、「人により言葉の受け取り方は異なる、特に多様化の進んだ状態で相手を納得させながら、異なる意見をすり合わせ、かつその中で自分の能力をアピールしなければならない。だからこそ、『話す力』だけではなく、相手の話を引き出せるように、『聴く力』『読む力』を鍛えることも大切であると」いうお言葉をいただき、学生たちは改めて、社会に出るためにコミュニケーション能力をつけなくてはならないことを考えていました。
また学生たちからは、就職に関する悩みやコミュニケーションが苦手であるがどのようなトレーニングをするとよいかなどの質問があり、一つ一つ丁寧に答えていただきました。
斎藤様にはこの場を借りて、感謝申し上げます。