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(健スポ)スポーツ企業情報演習≪講演4≫

2022/12/07健スポ
11月30日(水)の第4回目、あさひ整骨院グループの目賀田侑哉さまにご登壇いただきました。
テーマは、「メディカルトレーナーの役割-プロアスリートのサポート」ご自身の体験をもとにご講演いただきました。
  
柔道整復師の資格を持ちメディカルトレーナーとして、日々患者さんやスポーツ選手の施術をしているが、怪我の仕方や症状は患者さんによって違う。また、ひとによって骨格は異なり、高齢者やマヒがあるなどその方の持っている特性によっても施術方法が異なるので、技術を高め続ける必要がある。しかし一番大切なのは『問診力』。患者さんにどのような症状があり、その原因はどこにあるのか、どのような治療を求めているのか、しっかりと話を聞かなければ本当の治療はできない。

特にプロスポーツ選手の施術では、力の入り方や可動域など選手からの要望もあり、少しの感覚のズレがパフォーマンスに影響してしまうため、選手とコミュニケーションをとりながら、慎重に施術を行っていることを教えていただきました。


講演の最後には、3名の学生がモデルとなり、それぞれの怪我や身体に痛みの相談を聞きながら、施術やストレッチを行ってもらいました。体験した学生からは、「施術中もこれまでの怪我の経験や日常生活での身体の使い方(足を組むクセなど)の話をした。その中で痛みだけでなく、痛みの原因なども考えてくれていた」などの声が聞かれました。
  
  
学生たちはこの講演を通して、コミュニケーションがあってこそ、十分に技術や力が発揮できる。だからこそ様々な人と関わり、コミュニケーションをとる経験が大切であることを学んでいました。

目賀田さまには、この場を借りて感謝申し上げます。
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