先日の消費者行動論の講義の中で、公正取引委員会(近畿中国四国事務所中国支社）の方を講師にお迎えして、
「独占禁止法と景品表示法～マーケティングと消費者としての留意点」
というタイトルにて特別講義を開催しました。

内容は、
第１部では、公正取引委員会の役割および組織、独占禁止法について簡単に解説いただきました。
第２部では、企業の広告や店頭POP、セールストークなどにおける不当な表示や過大な景品提供についての規制である景品表示法についてお話いただきました。

講義内では、最近のニュースで話題になったトピックスや実際に違反となった事案が多く取り上げられていました。
普段からよく目にする広告表現も多かったため、どのような状況であれば違反になるのか、学生も真剣に講義を聞いていました。

最後に、ビジネスパーソンとして働く中で法令違反を犯さないためには、マーケティングの観点だけではなく法令順守の観点からも「顧客目線」になること、社会に対し誠実であることが大切であるという旨のメッセージをいただきました。
　
公正取引委員会　講師の皆様、遠方にも関わらず特別講義にお越し頂き、貴重な講義をしていただき、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。