学科ニュース

(健スポ)スポーツ企業情報演習≪講演5≫

2022/12/21健スポ
12月7日(水)の第5回目、キーレックスグループ三刀屋金属株式会社の久留主信一郎代表取締役にご登壇いただきました。「社会の中で活躍して成長するということ」というテーマで、ものづくりの核となるひと(人財育成)や働くということについてご講演いただきました。



製品の開発から量産までの流れや、各部署での業務内容などを丁寧に説明していただきました。また国内外に関連拠点があり、海外で勤務した際には、考え方の違いなどがあり苦労もあったが、日本の考え方を押し付けるのではなく、地域に合わせる必要があることなど、グローバル社会における働き方やコミュニケーションの大切さについてお話しいただきました。

これから就職活動が始まる学生たちに向けて、学生(働く側)の視点と社会・企業側からの視点で、“はたらく”ということについてお話をしていただきました。学生(働く側)は、「誰かの役に立ちたい」「好きなこと、得意なことでお金を稼ぎたい」「家族を支えたり、欲しいものをかうため」などの目的で働いているかもしれないが、社会・企業側から見ると、「仕事は、働く人に生きがいや働き甲斐を与えるために存在するわけではなく、あくまでその仕事を必要とする相手のためにすること。生きがいや働き甲斐は、仕事を通して感じなければならないということ。そして、人生が豊かで楽しい仕事になるかは、自分の考え方しだい」ということを教えていただきました。

またスポーツの中でできなかったことができるようになったり、辛い練習でやめよう・手を抜こうと思った時も頑張ることができたり、周りのことを考え動く力を身に付けている健スポの皆さんなら、社会の中で活動して成長していくことができる。
『仕事の方程式は、考え方×能力×情熱』、たとえ能力が劣っていても、前向きな考え方とやり遂げるという情熱があれば成果は上げられる。自信をもって進んでほしいというお言葉をいただきました。

  

久留主さまには、この場を借りてお礼を申し上げます。


学生たちには、この5回の講演で学んだことを活かし、それぞれの目標を実現できるよう就職活動に取り組んでほしいと思います。

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