学科ニュース

皆さま、明けましておめでとうございます。

2023年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

新型コロナウイルスの感染が数度目の猛威を振るう中で、新しい年を迎えることになりました。今後もウィズコロナの中で大学の授業や行事が進んでいくと思われます。学生の皆さんには、ご自身や周囲の大切な方々を守りながら、健やかな日々を過ごしてほしいと願っています。お互いに感染対策に努め、限りある時間を大切に過ごしていきましょう。

福祉学科では、ここ数年地域とのつながりを生かした学習を展開してきました。府中市上下町や島根県邑南町での地域福祉課題解決演習、地元御幸町での中学生や地域の皆さんと災害時の避難所運営を学ぶ取組みなど、これまで多くの学生が参加してきました。百聞は一見にしかずという言葉の通り、地域の実際を目で見て、耳で聞くことで理解できることがたくさんあります。学生の皆さんは、ぜひ新しい年も、自分の足で得た情報も大事にしながら、学びを深めてください。

学びを進める上で、学生の皆さんには心にとめてほしいことがあります。それは、物事は複雑で単純にはとらえがたいという点です。社会福祉を学ぶ皆さんは、正解が複数あることや、人によって適切な答えが異なることをすでに学んでいると思います。多くの仲間や大学の先生と議論を重ね、物事を多面的にとらえ、自分で考えることを大事にしてほしいと願っています。

福山平成大学福祉学科は、地域の皆様、社会福祉施設・機関の皆様のおかげで学びを続けることができています。新しい年がすべての皆さまにとって、恵み多き年になることを祈念しております。

2023年1月1日

福祉学科　学科長　岡部真智子