学科ニュース

３月のニュース欄で、経営学科３年（当時）の緒方　慧さんがG7サミットで学生ボランティア（通訳）として参加することを紹介しました。

サミット終了後の５月２３日に活動の様子を報告するため、学長室を訪問しました。
緒方さんはサミット開催中の５月２０日（土）に国際メディアセンター（広島県立総合体育館）内に設置された広島情報センターで活動しました。
広島情報センターは、メディアセンターを利用する報道関係者を通じて広島の多様な魅力や平和への取り組みを国内外に発信するために設置されたものです。

以下は緒方さんが学長に報告した内容です。

「メディアセンターでのボランティア活動は大学生の私にとって非日常的な経験でした。主なボランティア内容は外国メディアの方に広島の歴史や伝統工芸品に対する感想を調査するというものでした。原爆に関する展示コーナーでは多くの方が平和への想いを語っていたのが印象に残っています。メディアや広島市に働く方々が実際に何をしているのか身近に見ることができて自分自身の将来についても考えさせられました。伝統工芸品の展示コーナーでは大学の講義で触れたことのある福山市の企業も並んでいて少し嬉しくなりました。また、私が会った他のボランティアの方々は私も含め県外出身の方が多かったです。広島で大学生をすることで皆さん知らぬ間に広島の文化や歴史について詳しくなっていると感じました。」

   以上のような活動内容と感想を冨士学長に報告しました。学長からは、貴重な体験になったと思うので、ぜひ将来に生かしてほしい、とねぎらいと励ましの言葉がありました。