7月15日（土）の第38回平大認知症カフェ（愛称：みゆきよりみちかふぇ）は、御幸町の住民（サテライト会場：御幸交流館、柳原集会所）や本学の福祉学科・こども学科の学生達、福山市の認知症地域支援推進員の皆様や市民に加えて、日本福祉大学の70名を超える学生の皆様の参加がありました。

この日の学びの時間の講師は、大阪市で2009年から、特定非営利活動法人「認知症の人とみんなのサポートセンター」を運営されている沖田裕子さんをお招きしました。

わが国において早くから若年性認知症の人の社会参加支援の重要性を訴え、実践してきた方のお話は学びがたくさんでした。高齢者の場合は、介護保険制度に繋ぐことが支援と考えられていますが、若年性認知症の人の場合は、経済的支援、精神的支援が何よりも大切で、医療制度、障がい福祉制度、そして介護保険制度の順番で支援を考えていくことになります。

具体的な制度の活用方法についてはこの日の一時間では説明される時間が足りませんでしたので、もっと知りたい方は、下記の研修にどうぞご参加ください。

出版記念研修Ⅱ（ZOOM研修）
制度や就労支援のことがわかる
若年性認知症の人や家族への支援のきほん
日時：2023 年7月29日（土）13:30～16:30
参加費：3,000 円 テキストとなる本は別に 2,200 円（送料込み）

研修への参加が難しい方は大阪府のハンドブックをご覧ください。
「大阪府若年性認知症支援者ハンドブック」前半・後半