学科ニュース

【福祉学科】地域生活支援を学ぶ介護実習4

2023/08/25福祉学科
夏休みに入って、介護福祉士の資格取得を目指す3年生は、最後の介護実習である介護実習4(6日間)に出かけています。
実習先は、尾道市にある株式会社ゆずの小規模多機能型居宅介護「ゆずっこホームみなり」と、福山市御幸町にある社会福祉法人桜樹会が社会参加型通所介護と名打って運営している「デイサービス ラ・ヴィータ」です。どちらの事業所も広島県東部では注目されている新しい取組みを行っています。

一般的な通所介護は、送迎、バイタルサインチェック、お茶、入浴、昼食、休憩、レクリエーション、送迎といったスケジュールです。しかし「デイサービス ラ・ヴィータ」は、ワーク活動、クラス活動(レザークラフト、絵画、茶道等)、サークル活動(カラオケ、将棋等)がたくさん用意されていて、利用者が過ごし方を自分で選択することが可能です。さながらカルチャーセンターのような場所です。要支援、要介護の状態になっても、自分の好きなこと、自分が学びたいことができる場所となっていて利用者の皆さんが楽しまれています。

学生達は、居宅介護支援事業所の介護支援専門員が作成する居宅サービス計画と、「デイサービス ラ・ヴィータ」が作成する通所介護計画の繋がりを学び、一人暮らしの利用者の生活支援、家族と同居している利用者の地域生活支援について、実習指導者や職員、利用者の皆様から教えていただいています。



事前訪問報告会でデイサービス ラ・ヴィータの実習生が地域学習を報告


実習巡回指導が終わって、巡回指導教員を見送りに出た実習生
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