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【福祉学科】世界が評価する施設で実習できる福祉学科

2023/09/05福祉学科
福祉学科・介護ソーシャルワーク履修モデルで、介護福祉士の資格取得を目指す学生は、

第11回アジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワード2023(11th ASIA PACIFIC ELDERCARE INNOVATION AWARDS 2023)の施設部門で最優秀賞を受賞した「株式会社ゆず」の小規模多機能型居宅介護ゆずっこホームみなり」で実習ができます。世界が認めたケアを学べるのです。


小規模多機能型居宅介護というサービスは、認知症の人が地域生活を継続するときにとても頼りになる介護保険サービスです。
新しい環境や知らない大勢の人達の中では混乱してしまう認知症の人の「リロケーションダメージ」を軽減させることが可能なサービスで、「通い(デイサービス)」と「訪問(ホームヘルプサービス)」と「泊まり(ショートステイ)」が一箇所の事業所で行われます。

ゆずっこホームみなりは、敷地内に客室3室の「尾道のおばあちゃんとわたくしホテル」があって、宿泊者のフロント機能を担い、ナイトウエアのタグを利用者さんが縫い付けたりとおもてなしに一役買っています。本学の県外出身者はそのホテルに泊めてもらって実習しています。


介護施設では、咀嚼(噛むこと)が難しい利用者さんの食事は、刻んだり、ミキサーにかけたりして、食材の形が分からない状態で提供されることが多いのですが、ここでは、デリソフター(やわらか食調理家電)を使って、肉や魚料理を見た目や味を変えずに柔らかくして提供しており、その実際も学べます。



今年は5名の実習生が2グループに分かれて実習をさせて頂きました。後半グループの最終日、反省会の後に「ゆずっこホームみなり」とホテルの間で記念写真を撮りました。







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