福祉学科では、貧困問題についてアクティブラーニング形式で学ぶ「貧困問題と福祉行政キャリア特講」という授業を設けています。この授業の一環として、学生たちは食料配布プロジェクト「みんなに食料を配りたいんじゃ」略して「ミンクバ」を企画・運営します。そして食品ロス問題に取り組まれているフードバンク福山より食料品をご提供いただき、10月4日に第1回ミンクバを開催することができました。



会場には学生だけでなく教職員も来場し、授業の都合で後から受け取りに来られた方も合わせると、合計89名の方に食料品を受け取っていただきました。おかげさまで、768個あった焼き鳥缶など大量に用意していた食料品のすべてを1日で配布することができました。

また受け取り後のアンケートでは、「想像以上に食品も多く、助かりました」や「お金がなかったので本当にありがたいです」などの回答をいただき、本プロジェクトの意義について再認識することができました。本授業では、このような実践を通して、貧困問題の理解を深め、その支援方法について学んでいきます。

第2回ミンクバは2024年1月に予定しています。たくさんの方のご参加をお待ちしております。

文責：梶原豪人