福祉学科では、福祉の幅広さを伝えるために様々な出前講座を行っています。その中でも災害時の避難所運営について学ぶ災害福祉講座は、複数の中学・高校から開催を希望する声をいただいています。

11月６日、８日、９日は地元、福山市立幸千中学の１年生に災害福祉講座を開きました。
幸千中学での開催は３年連続で、今年度の取組みで現在の１年生から３年生までが全員この講座を受講したことになります。



最初に、災害福祉講座で行う「避難所運営ゲーム（HUG）」の説明をした後、早速、グループに分かれてゲームスタートです。
参加した中学生は、「使用禁止のトイレがいっぱいになっているぞ！　どうするんだ」という怒声に直面したり、「咳が止まらない避難者はどこにいてもらいますか」という問いに答えるなど、災害時に起こるさまざまな出来事への対応を考えました。

災害時には、何が起こるかわかりませんし、これが正解というものもありません。
１回につき、12のグループで検討しましたが、同じ答えはなく、それぞれに考えを工夫した様子が見られました。

大学生も中学生の様子から、学んだことも多かったようです。
中学生の皆さん、避難所運営ゲーム（HUG）を体験していかがでしたか？
この取り組みに関心のある方、講座開催を希望される方は、福祉学科の企画係までお問い合わせください（kikaku-f@heisei-u.ac.jp）。