学科ニュース

【福祉学科】上下町で地域福祉課題解決演習を行いました!

2023/12/09福祉学科
先日、社会福祉士の資格取得を目指す3年生が「ソーシャルワーク実習指導」という授業の一環として、地域福祉の実際について学ぶために府中市上下町を訪れました。

当日は上下駅で下車し、ガイドさんにご案内いただきながら上下の「白壁の街並み」を散策することからスタート。また府中市上下歴史文化資料館にて、上下町出身の作家:岡田美知代の生涯から上下町の歴史文化までご説明いただきました。



その後、府中北市民病院に移動し、上下町で福祉タクシーをされている絹川さんへのヒアリング、府中北市民病院の医療ソーシャルワーカーの関岡さん、府中市社会福祉協議会の溝口さんへのヒアリングを行いました。ヒアリングを通して、中山間地域での地域福祉の実情や専門職だけでなく地域の住民が高齢者の生活を支える取組などを学ばせていただきました。



そして最後には、上下町の福祉専門職や医療専門職が集まり、地域の高齢者の支援情報を共有する在宅支援会議を実際に見学させていただきました。生の専門職連携の現場を見学させていただけたことは学生にとって大変貴重な学びになりました。



参加した学生からは「福祉タクシーの運転手さんも、病院や施設の専門職さんも皆、上下町の人たちのことを思い、力になりたいことを知った。この町のために!と言う強い気持ちを持って支援することの大切さ、その気持ちの強さを学ぶことができて良かった」などの感想が寄せられました。学生にとっては、上下町にて実践されている様々な取組を実際に見れたことは、これからのソーシャルワーク実習に向けて大きな意義があったと思います。

ご協力いただきました上下町のみなさん、ありがとうございました。


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