社会福祉士の資格取得のための授業「ソーシャルワーク実習指導」の一環として、地域福祉の実際について学ぶために島根県邑南町を訪れました。

当日の現地到着後、オリエンテーションを兼ねて、邑南町社会福祉協議会の職員の方々、銭宝地区の方々と一緒に昼食をとりながら、邑南町の生活のことなどをお話しいただきました。


昼食の後、邑南町の布施地区にある公民館にて邑南町で展開されている「地域づくり」について、邑南町社会福祉協議会の職員、地域住民の視点からご説明いただきました。また学生からは、邑南町について事前に調べてきたことを踏まえて様々な質問が出ましたが、すべて丁寧にお答えいただき、学生たちの地域福祉や「地域づくり」に対する理解が深まりました。

今回参加した学生からは「社協だけが取り組むのではなく、住民主体で取り組まれていること、また住民と一緒になって向き合うことがより良い町作りになるのだろうと学びました」や「私も自ら進んで積極的に活動をしていく力を今後の大学生活や社会福祉分野の勉強で身に付けていきたいと思います」などの感想が寄せられました。

学生たちにとって今回の演習は地域に目を向ける大きなきっかけになったと思います。地域の中で、地域に対して、地域とともにソーシャルワーカーができることは何かを考え、学生たちはこれからのソーシャルワーク実習に取り組んでいきます。

ご協力いただきました邑南町のみなさん、ありがとうございました。