学科ニュース

(健スポ)スポーツ企業情報演習≪講演5≫

2023/12/19健スポ

126日(水)の第5回目は、深川医療機器株式会社 斎藤義史様にご登壇いただきました。テーマは「コミュニケーション力を鍛えよう」と題し、ご自身の体験をもとに語っていただきました。

 

パラリンピックで車いすを提供している話から始まり、バーバルコミュニケーション(言語)、ノンバーバルコミュニケーション(非言語)を用いて。また、学生同士で実践し発表するなど、教室全体が一体化し、学生たちも集中して聞き入った講演となりました。

 

会社が社員に求める第一の能力は、「コミュニケーション能力」であるが、『話す』というスキルだけでなく『聞く』『理解する』『考える』『伝える』という様々なスキルが必要となってくることを、実践を通して学びました。





「夕方といえば何時からと答えますか」という質問に、学生たちは「16時から、17時過ぎたら」など答えていました。

では会社(仕事)においては、組織として他者と関わりながら業務を進めていく必要があり、誰かとコミュニケーションをとりながら仕事を進めていくことになる。 

例えば、

上司「この資料をまとめておいて」

部下「承知しました。まとめておきます。」 「明日までにまとめればいいだろう…」

 

上司「頼んでいた資料だけど、まとめてくれた?」

部下「えっ…。明日までにまとめればいいと思っていました…。」

上司「午後から取引先との打ち合わせで必要なのに…。」

 

というように、認識のズレが業務に影響することになる。

 

だからこそ、『人によって言葉の受け取り方や解釈の仕方が異なること、「話す力」だけでなく、相手の話を引きだせるように、「聞く力」「読む力」を鍛えることも大切である』というお言葉をいただき、学生たちは改めて、社会に出るためにコミュニケーション能力をつけなくてはならないことを考えていました。

  

また、学生たちの質問にも丁寧に答えていただきました。

斎藤様にはこの場を借りてお礼申し上げます。

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