学科ニュース

2月17日（土）に開催された，「日本スポーツ産業学会冬季学術集会　リサーチ・カンファレンス2024」で，健康スポーツ科学科の4年生2名が卒業論文の発表を行いました．
研究の世界では年間を通じて多くの学会が開催されていますが，学部生が発表を行うことは大きな挑戦です．

倉本理央君（スポーツ社会学ゼミ）は，「ラグビー日本代表の多様な出自に関するインターネットコメントの分析」というタイトルで，多くの外国出身選手がいるラグビー男子日本代表に対し，昨年のワールドカップ中にインターネットでどのようなコメントが投稿されたかを，実際に書き込まれたコメントデータを使って明らかにしました．

髙橋昂恭君（スポーツ社会学ゼミ）は，「高校野球の球数制限の実態調査」というタイトルで，高校野球の球数制限という賛否があるテーマについて，実際の投球データを基に分析を行い，現状と今後に向けたエビデンスを提示しました．

そのような中，倉本君は今回の発表で，卒業論文部門で2位に相当する「笹川スポーツ財団奨励賞」を受賞しました．

髙橋君の発表も，「基礎的研究として，重要なデータが示された」と講評を受けていました．

大学生活は，人生の中で貴重な「研究の時間」です．ぜひ，2人のように学会の世界に触れてもらいたいと思います．


倉本君，この度は受賞おめでとうございます！