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【福祉学科】福山北特別支援学校「介護助手」の体験学習

2024/09/10福祉学科
9月6日(金)に、広島県立福山北特別支援学校高等部1年1組、2組の生徒さん達と先生方が本学にお越しになりました。目的は介護助手の仕事の体験です。

介護福祉分野は特に人手不足が顕著で、現在は外国人労働者に助けられています。またICTや介護ロボットの導入を促進して効率的な介護が始まっています。一方で、介護業務は、専門職が担う「直接介護」と資格がない人もできる「間接介護」に整理して、間接介護は高齢者や障がい者に参加してもらおうという動きがあります。

福山北特別支援学校でも、生徒さん達の卒業後の進路に介護助手の仕事を考えられているということで、福祉学科介護福祉専攻の大塚和美先生が協力を申し出て、この日、講義と演習の授業を実施しました。3年と4年の学生達がデモンストレーション、サポートをしました。

この日の講義は介護助手の仕事内容と食事場面での配膳と下膳のポイントについてでした。演習は、実際にみそ汁やお茶、ごはん、主菜、副菜、箸とスプーンが乗った重いお盆を、名札の利用者役の所にこぼさないように、失礼がないように運ぶのですが、大変だったと思います。また、下膳の時は、残った食事量を専門職にチェックしてもらってから、残飯や食器を片付けなければなりません。大きな声で「〇〇さん、お食事の用意ができました」と言葉かけをし、腰をかがめて利用者さん役と視線を合わせて配膳される姿勢は素晴らしいものでした。

福祉分野では大変関心のあるテーマだけに、福山市社会福祉協議会、中国新聞社、山陽新聞社の取材がありました。本学の学生達と生徒さん達の楽しい交流の時間もありました。次回は12月に、ベッドメイキングの体験学習でお会いしましょう。       



配膳のデモンストレーション



配膳メニュー(主食、主菜、副菜、みそ汁、お茶)



大塚和美先生の講義





撮影:岡部真智子、報告:中司登志美





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