学科ニュース
9月7日のオープンキャンパスのご報告
2024/09/24健スポ
9月7日(土)は今年最後のオープンキャンパスでした。当日は40名の皆さまにお越しいただきました。
入試や学科の説明のあと、学科イベントの模擬授業が二つありました。
一つ目は森澤 桂教授による
「コツとカンの運動学 ~わざは自分の身体でしか覚えられない~」でした。
どうやったら速く走れるか等は分析により明らかになってきていますが、それだけをまねしても同じようには速く走れないこと。体を動かして知ることを身体知と言い、その習得について学ぶ授業でした。反復練習の中でも様々な方法を試し考えて動きや感覚を言葉にしていくことで、シンプルに表現できるようになり、自分なりのコツが身につき自然な動きとなっていく身体知。その過程では記録が遅くなることもありますが、教員など指導者を目指す人は信じて待つことが大事であると結ばれました。
二つ目は近藤千穂講師による
「やってみよう応急手当 ~身近なものも役に立つ~」でした。
養護教諭の仕事の一つに救急処置があります。今回は応急手当の中でもファーストエイドに分類される止血や骨折時の固定を身近なものを使って実際にやってみる内容でした。
いつどこで救急の場面に出会うかわかりません。道具が揃っていなくても、身近なものを活かして手当を行うことができ、傷病者の苦痛の緩和や早期の回復に繋がることを学ぶ模擬授業でした。
今回も事前準備、案内、模擬授業サポートに・・・学生リーダーが大活躍でした。
皆さま、今年最後のオープンキャンパスにお越しいただきまして有難うございました。