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(健スポ)卒業生による講話(スポーツ企業情報演習 第2回目)

2024/11/08健スポ
スポーツ企業情報演習で卒業生による講話の第2回目が10月30日(水)に行われ、青木勇人さん(健スポ10期生:三原特別支援学校教諭)にご登壇いただきました。
 

(写真:ゼミの指導教員である中村教授と青木さん)




青木さんには、ライフステージとキャリア、教員採用試験に加え、現在ICT担当教員としても活躍されていることから、学校におけるICT活用についてもお話いただきました。

大学では、ソフトテニス部で活躍しながら保健体育の免許を取得し、卒業後は特別支援学校に実習助手として勤務されながら特別支援学校の教員免許を取得され、教員採用試験に合格した話を交えながら、学校で働いている人にはどんな人たちがいるのか教えていただきました。学生たちがイメージできる、教諭や養護教諭、事務職員だけでなくスクールサポーターや介助員、実習助手など様々なひとが働いていることを初めて知った学生もいたようです。


また、現在ICT担当教員として活躍していることから『教育のデジタル化』について実例と体験を交えながらお話して頂きました。

では、学生たちが体験した円盤を移動させるゲームを紹介しましょう!
次のルールに従ってすべての円盤を右端の杭に移動させられれば完成というゲームです。
① 3本の杭と、中央に穴の開いた大きさの異なる複数の円盤から構成される。
② 最初はすべての円盤が左端の杭に小さいものが上になるように順に積み重ねられている。
③ 円盤を一回に一枚ずつどれかの杭に移動させることができるが、小さな円盤の上に大きな円盤を乗せることはできない。

では、皆さん『円盤が10個あった場合、何回で一番右側の杭に移動させることができますか?調べてみましょう!』
 




答えは・・・『1023回です!』
皆さんは正解を導くことができたでしょうか。また、どのように考えたでしょうか。

正解を導くには、『ハノイの塔』という言葉を知っていれば簡単に調べることができますが、『ハノイの塔』を知らない多くの学生たちは、スマホをつかって「円盤・移動」「杭3本から円盤を移動させるには」などキーワードを入力しながら調べていました。

青木さんからは、「便利なスマホやPCも使い方次第。今なら画像検索もできるし、生成AIを使って調べることもできる。でも、多くの人はまだ機能を知らなかったり、活用方法を模索したりしている段階である。みんなもルールを守ったうえで、デジタル機器を恐れず使ってみてほしい」とのお言葉を頂きました。

また、青木さんが実際に授業で活用しているアプリやデジタル機器について、文章をわかりやすい言葉に変換したり、音にして学習したり、読みやすいフォントにも簡単に編集できるので、生徒の状況や特性に応じて活用されていることをご紹介くださいました。
 





この講話を終えて学生たちからは、「学校現場の話を聞くことができてよかった」「ICTを活用した授業について、いろんなアプリや方法があることがわかってよかった」というコメントが寄せられました。

お忙しい中、ご講話頂いた青木さんにこの場を借りてお礼申し上げます。

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