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【こども学科】採用試験合格の秘訣は?~教員採用試験合格者インタビュー Vol. 2~こども学科4年生 花田さん(東京都・小学校)
今回は「東京都公立学校教員採用試験」に合格し、小学校教諭として4月から東京都で働く花田さんにインタビューしました。
( 花田朝広さん:島根県立浜田高等学校出身)
教員採用試験合格おめでとうございます!今の気持ちをお聞かせください。
ありがとうございます。進路が決まって安心しました。
合格発表を知ってから,まずどなたに最初に報告されましたか?
家族です。両親ともに学校現場で働いていることもあり、手厚くサポートをしてくれていたため、感謝の気持ちと共に伝えました。
採用試験を受けた時の感触は,いかがでしたか?
1次試験の教職教養と、小学校全科は3年の時に前倒し試験を用いて受けました。2度チャンスがあるとはいえ、とても緊張しました。また、教職教養試験が特に難しく感じました。1次試験の小論文は、4年で受けました。練習通りに余裕をもって行えました。
2次試験では45分間の個人面接がありました。率直に長いなと感じましたが、終始楽しく自分らしさを出して挑むことができました。
採用試験に向けてどのような取り組みをしましたか?
私は3年生前倒し試験から受けていたため、ほかの人に比べて特に長い挑戦となりました。
1次試験の小学校全科はひたすら問題集で勉強をしました。教職教養は、YouTubeで一問一答の動画を観たり、ネットで調べたりして勉強しました。また、川島先生に普段のゼミとは異なり、小学校ゼミという名の教員採用試験に向けた勉強会を開いていただきました。その小学校ゼミで、毎週試験問題の過去問を解き勉強をしました。川島先生、ありがとうございました。
二次試験前はこども学科の先生方に、サポートをしていただきました。自分では気づけない癖が分かるため、二次対策を一人で行うのではなく、回数を重ねながら先生方にご指摘をいただく重要性や有り難みを感じました。
ここまで大変なことも多かったと思いますが,どのように乗り越えましたか?
何事も無理に1人では解決せず、友達や先生方に相談しつつ乗り越えてきました。
振り返ると、特に大変だったなと思うのが、3年生の前期です。7月後半は模擬授業を1週間で約3科目しなければならない上に、同時期に教採試験の前倒し試験の受験を控えていたため、両立が大変でした。(今年度は)前倒し試験を受ける人が少なかったため、初めの頃は、自分一人で頑張らなければいけないという気持ちで焦ってしまっていましたが、前倒し試験を一緒に受ける同級生だけではなくその他の同級生(4年生で受験予定)も一緒に勉強を頑張っていたので、孤独感や不安感も軽減し何とか乗り越えるとができました。
採用試験に向けてこども学科のサポートはいかがでしたか?
こども学科は、模擬授業をする数が豊富で様々な分野での経験ができました。また模擬授業とは別に、「教職キャリア演習1」という授業で表現力を育成するために、異学年の学生と即興演劇をしたり、人前で歌を歌う活動をしたりしました。楽しく、教員としての資質を磨くことができました。
これからどんな先生になりたいですか?
児童の目線に立って、児童のことを考えて行動できる先生になりたいです。
最後に小学校教員を目指す高校生,こども学科の後輩へ向けてアドバイスをお願いします。
私のように急遽3年生前倒し試験を受けるとなっても(*花田さんの年度から導入された)、こども学科の先生方は、学びの場を作ってくださり、サポートをしてくださいます。困ったことや、悩みごとがあれば、一人で抱え込まずに相談すると良いと思います。
花田さん、改めて合格おめでとうございます!
いつも元気で前向きに、目標達成のためにコツコツと頑張ることのできる花田さん、こども学科教員一同これからも応援しています!素敵な先生になってくださいね。
(合格者インタビューの様子)