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【こども学科】採用試験合格の秘訣は?~教員採用試験合格者インタビュー Vol. 4~こども学科4年生 橘高さん(広島県・特別支援学校)
今回は「広島県公立学校教員採用試験」に合格し、特別支援学校の小学部の教諭として4月から広島県で働く橘高さんにインタビューをさせてもらいました。
教員採用試験合格おめでとうございます!今の気持ちをお聞かせください。
ありがとうございます!合格することができてとても嬉しいですが、来年からのことを考えると不安も大きいです。
合格発表を知ってから,まずどなたに最初に報告されましたか?
両親に報告しました。「まさかここまでやってくれるとは思わなかった。よく頑張ったね、橘高先生!」と言ってくれて泣きそうになりました。
採用試験を受けた時の感触は,いかがでしたか?
1次試験では、自分が得意とする科目と学習指導要領は確実に答えようと頑張りました。しかし、結果が怖かったので解答が発表されても自己採点はしませんでした。2次試験の面接では、想定外の質問にうまく答えられなかったところもあり、心が折れかけていましたが、模擬授業では、事前に練習を行った箇所が出たので練習を思い出しながら明るく楽しく授業を行うことができました。
採用試験に向けてどのような取り組みをしましたか?
1次試験では、友人と図書館に行き朝から夕方まで勉強をしました。中々自分にあった勉強方法を見つけることができず、勉強をしても頭に入ってこないことに焦りを感じていましたが、試験の1ヶ月前くらいにやっとこれだ!という勉強方法を見つけることができ、それからは楽しく勉強をすることができました。
2次試験では、先生方に面接や模擬授業のご指導をいただきながら、また友人ともアドバイスを出し合いながら練習を行いました。試験前日に友人と大学に集まり、1日中練習を行ったのは、今となればとてもよい思い出です。
ここまで大変なことも多かったと思いますが,どのように乗り越えましたか?
Little Glee Monsterさんの「いつかこの涙が」をずっと聴いていましたね!友人も同じ夢に向かって頑張っているんだと思えば自然と勉強にも力が入っていたような気がします。この曲には本当に支えてもらいましたね…。また、自分へのご褒美を決めて乗り切っていました。
こども学科で小学校教員を目指す中で,印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。
3年生の時に受講した「教育キャリア演習Ⅰ」では、1年生とグループを組み、即興劇を行いました。3年生として指揮を執り、劇の内容や構成を決めなければいけいということに不安はありましたが、同じグループになった1年生はみんなよいキャラをしていたので、とても楽しく劇を行うことができました。大勢の人の前で自分を表現することは教育現場に出てからとても大切になってくると思うので、よい経験になったと思います。
また、2次試験の前には多くの先生方にご指導をいただきました。特別支援教育についての知識を踏まえながらそれをどう言葉にしていけばよいのか等、親身になって教えてくださいました。また、勇気づけられる声もたくさんかけて下ったので、頑張ることができました。。
これからどんな先生になりたいですか?
こどもたちの「心の声」を大切にできる先生になりたいです。こどもたちが何を思い、何を求めているのかを汲み取り、のびのびと自分らしさを存分に出しながら過ごせる環境づくり、指導・支援を行っていきたいです!
最後に小学校教員を目指す高校生,こども学科の後輩へ向けてアドバイスをお願いします。
教員を目指すためには大変なことも多くあると思います。ですが、授業を考える中で、これだ!と閃いた瞬間、授業準備をする時間、教育実習やボランティア活動でこどもたちと関わる瞬間は本当に楽しくて色々なことが学べます。一緒に頑張りましょう!
橘高さん、改めて合格おめでとうございます!
いつも笑顔で周りに優しく接しながらも、自分には厳しく夢を叶えるために努力を惜しまず頑張ってきた橘高さん、こども学科教員一同これからも応援しています!素敵な先生になってくださいね。