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【こども学科】採用試験合格の秘訣は?~教員採用試験合格者インタビュー Vol. 5~こども学科4年生 田原さん(岡山市・小学校)
今回は「岡山市公立学校教員採用候補者選考試験」に合格し、小学校教諭として4月から岡山市で働く田原さんにインタビューしました。
教員採用試験合格おめでとうございます!今の気持ちをお聞かせください。
ありがとうございます。合格発表当日はただただ嬉しいという気持ちと同時にほっとした気持ちも大きかったです。ですが、一ヶ月以上経った今は、来年度から小学校教員として働ける事へのワクワクと不安が半々といった気持ちです。
合格発表を知ってから,まずどなたに最初に報告されましたか?
家族のみんなに報告しました。また、同じ自治体を受験した他大学の友達にも報告し合い、喜びを分かち合いました。
採用試験を受けた時の感触は,いかがでしたか?
これで不合格だったら仕方ないなという気持ちでした。それくらい自信がありました。練習してきた以上のものが本番は発揮することができました。
採用試験に向けてどのような取り組みをしましたか?
特に二次試験対策については、面接練習や模擬授業の練習、集団活動など、さまざまな種類の対策として、ほぼ毎日、先生方やゼミの仲間に手伝っていただき練習することができました。振り返ると、本当に有り難かったと感じています。
ここまで大変なことも多かったと思いますが,どのように乗り越えましたか?
必ず先生になって来年から子どもたちの前に立つんだという強い気持ちでいれば、少々のことでは大変だとは思いませんでした。「何かを掴むという事は何かを犠牲にしながら鍛錬しなければいけない!」という覚悟を持ちながらも、出来る限り目の前のことを自分自身が楽しみながら行うことができたと思っています。
こども学科で小学校教員を目指す中で,印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。
印象に残っているエピソードは2年生の時におこなった「初めての模擬授業」です。授業を行う上で、膨大な時間をかけて教材研究と授業準備をしましたが、本番は全く上手くいかず、何も出せないまま時間だけが過ぎていった記憶があります。当たり前ですが、子どもたちに授業を行うことがいかに難しいことであるか、身をもって経験できました。
それ以降、その難しさを念頭において、多くの模擬授業に挑んだり、一緒に受けている同級生の授業を沢山見たりすることで、指導案作りの段階で子どもたちの様子を少しずつイメージしやすくなっていったように思います。
これからどんな先生になりたいですか?
「こどもたち一人一人が秘めている可能性を最大限引き出せることのできる先生」になりたいと思っています。
最後に小学校教員を目指す高校生,こども学科の後輩へ向けてアドバイスをお願いします。
日常から小学校の先生になるんだという強い気持ちを持っておくことはとても大切だと思います。その上で言葉遣いや身だしなみといった当たり前の部分をしっかりとし、誰が見ても恥ずかしくないようにする。頑張ってください!
田原さん、改めて合格おめでとうございます!
「小学校の先生になる!」という強い覚悟を持ちながらも、同志の学生を上手く巻き込んで何事も楽しみながら取り組んできた田原さん、こども学科教員一同これからも応援しています!素敵な先生になってくださいね。