学科ニュース

【福祉学科】人生の最終段階とアドバンスケアプランニング~看取りの経験から~

2024/12/03福祉学科



11月5日(火)に、まなびステーション福山大学にて、福祉学科の教員による講座が実施されました。

今回は、『人生の最終段階とアドバンスケアプランニング~看取りの経験から~』というテーマで石橋亜矢先生にご登壇いただきました。

講義では、「ACP(アドバンスケアプランニング)とは」、「日本のACPの動向・定義・意義」、「人生会議とその進め方」、「DNARオーダーとは」、「事例紹介」の5つの項目に基づいて、石橋先生のご経験を合わせてお話しいただきました。



ACP(Advance Care Planning)とは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援する取り組みのことです。日本では、2000年代から注目されるようになり、2018年には「人生会議」という愛称で普及が推進されています。

講義では、ACPに関する現状や用語について説明があり、事例では石橋先生が直接体験された内容をもとに紹介がありました。参加者は老親の看取りについて悩みや葛藤をお持ちでした。事例紹介が終った講義の終盤は、石橋先生にご自身の思いを語り、石橋先生はその思いを受け止めながら助言をされていました。



福山大学と福山平成大学は、まなびステーション福山大学にて、各学科の教員による講座を開催しております。今年度の福祉学科の講座は終了しましたが、また来年度の開催がございましたら、チラシやホームページ等でお伝えいたします。

皆様のご参加をお待ちしております。





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