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【こども学科】採用試験合格の秘訣は?~教員採用試験合格者インタビュー Vol. 6~こども学科4年生 春名さん(広島県・小学校)
今回は「広島県公立学校教員採用試験」に合格し、小学校教諭として4月から広島県で働く春名さんにインタビューをさせてもらいました。
(広島県立福山明王台高等学校出身 春名愛里さん)
教員採用試験合格おめでとうございます!今の気持ちをお聞かせください。
ありがとうございます。合格を知った時は、嬉しい気持ちでいっぱいでした。しかし、今は夢である小学校教員になれるという楽しみな気持ちと理想としている小学校教員になることができるのかという不安な気持ちが半々です。
合格発表を知ってから,まずどなたに最初に報告されましたか?
家族と祖父母に伝えました。伝えた時は、「おめでとう!」と祝福してくれました。
採用試験を受けた時の感触は,いかがでしたか?
1次試験は正直不安でした。1次試験の夜に友達とご飯に行き、直前までお互いに励まし合い頑張りました。
2次試験は、1日目が模擬授業面接で2日目が個人面接でした。模擬授業は面接官の方も笑って、一緒に楽しむことができました。しかし、模擬授業後の面接は、緊張して顔も固まっていました。その様子を見て、面接官の方が笑顔で「緊張してるけど、大丈夫?」と声を掛けてくださり、その言葉のおかげか、その後は笑顔で楽しむことができました。2日目の個人面接は、1日目の経験を経て、「後悔しないように笑顔で楽しもう!」と気持ちを切り替えて、楽しみながら面接を行うことができました。そのため、2次試験後は、「楽しかった!」の一言でした。
採用試験に向けてどのような取り組みをしましたか?
1次試験に向けては、問題集を何周も解いたり、ゼミでテストを出し合ったりして対策をしました。また、試験直前は、YouTubeで一問一答形式の動画を観ていました。さらに、友達と一緒に図書館に行って朝から夕方まで勉強をしたり、「Study plus」というアプリを使って勉強時間が視覚的に見えるようにしたりと、私自身がやる気付くよう工夫をして、試験日まで頑張っていました。
2次試験に向けては、こども学科の先生や友達と一緒に練習をして対策をしました。また、面接でどのように返答するのか、プリントにまとめていました。返答については、YouTubeで教員採用試験面接対策の動画を観て、参考にしていました。
ここまで大変なことも多かったと思いますが,どのように乗り越えましたか?
少しでも隙間時間があれば、勉強をすることがベストだとは思うんですけど、私の性格上、飽きてしまうので、勉強をしない時間を作っていました。勉強しない時間は、ドラマを観たり、YouTubeを観たりと好きなことをしていました。また、友達と楽しみながら対策をすることもコツなのかなと思います。
こども学科で小学校教員を目指す中で,印象に残っているエピソードなどあれば教えてください
教育法で模擬授業をしたことが印象に残っています。模擬授業に向けて、指導案作成でギリギリまで頭を抱えたり、模擬授業後は学生同士でアドバイスを言い合ったりと、とても学びになりました。また、こども学科の先生方には、多くの助言を頂きました。まだまだ改善点ばかりですが、この経験を活かして4月からは児童主体の授業を展開することができるように努めたいと思います。
これからどんな先生になりたいですか?
児童の可能性を広げられるような小学校教員になりたいです。小学校を卒業して、進路を考える時に、引き出しが1つでも多く増えるように支援していきたいなと思います。
最後に小学校教員を目指す高校生,こども学科の後輩へ向けてアドバイスをお願いします。
教員採用試験の対策は、後悔がないように早いうちから取り組むことをお勧めします。対策の中で、得意なことと苦手なことがあると思いますが、夢である小学校教員になるために、こども学科の先生や友達に頼りながら頑張ってください。小学校教員は大変なこともあるとは思いますが、児童一人一人の小さな成長から大きな成長まで見守ることができる素敵な職業だと思います。一緒に小学校教員になりましょう!応援しています。
春名さん、改めて合格おめでとうございます!
教員になるという夢を叶えるために、大学生活において自分に厳しく頑張り続けた春名さん、こども学科教員一同これからも応援しています!素敵な先生になってくださいね。