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【こども学科】採用試験合格の秘訣は?~教員採用試験合格者インタビュー Vol. 7~こども学科4年生 倉永さん(長崎県・小学校)長崎県公立学校教員採用選考試験
今回も教員採用試験合格者インタビューとなります。
今回のインタビューでは、「長崎県公立学校教員採用選考試験」に合格し、小学校教諭として4月から長崎県で働く倉永さんにインタビューをさせていただきました。
倉永さんは、オープンキャンパススタッフとしても大活躍されていたので、覚えている高校生の皆さんも多いのではないかと思います。
(宮崎県立宮崎南高等学校出身 倉永 舜平さん)
教員採用試験合格おめでとうございます!今の気持ちをお聞かせください。
とても嬉しいです。昨年の夏に3年生受験をしたとき、一度試験に落ちているので合格とわかるまでは不安で仕方なかったです。それに、教員採用試験を受けた仲間の中で私が一番最後に結果が発表されました。発表されるまで、自分で教員になれないのかもしれないと不安でいっぱいだったため、解放された気持ちにすごくなりました。
合格発表を知ってから,まずどなたに最初に報告されましたか?
合格を知ってから一番に母親に電話しました。仕事中だったため、結果だけ伝えて終わりましたが、喜ぶ声がきけてすごくうれしかったです。
採用試験を受けた時の感触は,いかがでしたか?
正直、落ちたかもしれないと思っていました。これまでに練習したことは全て発揮できたのですが、自己アピールするときに噛んだり、試験官から聞かれる質問にしっかりと答えれていないのではないかと不安になったりすることばかりだったのであまりいい手ごたえとは言えませんでしたが、やり切ったという実感はありました。
採用試験に向けてどのような取り組みをしましたか?
私は面接の対策に力を入れました。大学推薦を頂き、二次試験からの受験となったため、面接対策にかなりの時間を費やしました。。ゼミの先生やこれまでお世話になった先生方、私の家族や友達などにも協力してもらいながら本番でも緊張しないように練習していました。
ここまで大変なことも多かったと思いますが,どのように乗り越えましたか?
私は先生に相談することが多かったです。面接練習をするときも回答に困ったり、よりよい回答を考えたりするときに沢山相談させていただきました。
こども学科で小学校教員を目指す中で,印象に残っているエピソードなどあれば教えてください
印象的なエピソードは、模擬授業です。各教科15~30分ほどの授業をするだけでも授業構成や準備物でかなり時間がかかることを学んだことが今でも忘れられません。特に、覚えているのは、一週間の中で模擬授業が4回くらい重なった週はかなり焦りながら授業をしたのが印象に残っています。(注:45分の模擬授業をおこなう授業もあります。)
これからどんな先生になりたいですか?
私はこれから子どもたち一人一人に寄り添い、共に成長できる先生になりたいと考えています。教師として、常に子どもたちの見本であることを意識しながら、子どもたちに負けないくらいの探求心をもって、授業していきたいと考えています。
最後に小学校教員を目指す高校生,こども学科の後輩へ向けてアドバイスをお願いします。
勉強することはもちろんのこと、挑戦できることは全力で何でも挑戦することをお勧めします。そこで得た経験を実習やボランティア先で子どもたちに話すとき、皆さんが想像する何倍も子どもたちは楽しそうに聞いてくれます。ぜひ学生のうちに、教員としての引き出しを沢山増やしておいてください。
倉永さん、改めて合格おめでとうございます!
採用試験に向けた勉強のみならず、大学生活においても大学行事に積極的に責任を持って取り組んできた倉永さん、こども学科教員一同これからも応援しています!素敵な先生になってくださいね。