学科ニュース
【福祉学科】小規模多機能型居宅介護で学んだ介護実習の報告会
2025/01/26福祉学科
3年生が2024年9月に、尾道市株式会社ゆずの「小規模多機能型居宅介護ゆずっこホームみなり」で行った介護実習4の報告会を12月に開催しました。小規模多機能型居宅介護は、認知症の人のリロケーションダメージを回避するために、一か所で「通い」「泊まり」「訪問」のサービスを実施しています。「ゆずっこホームみなり」は、一人暮らしの認知症高齢者が、自宅で暮らし続けたいという思いを支える「訪問」回数が多い事業所です。学生達も毎日3回以上の「訪問」に同行して、在宅支援の実際を学ばせていただきました。
「ゆずっこホームみなり」の特徴は、コミュニティデザインと感情環境デザインを融合した建築と内装でのしつらえと、「尾道のおばあちゃんとわたくしホテル」という3室の小さなホテルが隣接されていて、利用者の活躍場面を多様に用意していることです。
女性雑誌の「anan」や広島テレビの情報番組「テレビ派」でも取り上げられ、全国から見学者がある有名な事業所です。遠方に住んでいる学生はホテルやシェアハウスに宿泊させていただき実習をしました。
実習期間は一人6日間でしたが、事後学習に時間をかけ、報告会に向けて104枚のスライドを作成し本番に臨みました。
これをもって介護実習が全て終わり、これから3年生は社会福祉士の資格を目指した勉強と実習に向かっていきます。

3年生の報告を聴く2年生

発表練習の成果を発揮

ゆずっこホームみなり」外観

尾道のおばあちゃんとわたくしホテル