学科ニュース
【福祉学科】香川県の英明高校で「認知症カフェ」出張講義
2025/01/31福祉学科
香川県高松市の英明高等学校から出張講義の依頼があり、福祉学科の中司登志美が「高校で認知症カフェを開きませんか?」の講義に行ってきました。福山平成大学では,高等学校からの要請に応じて専門分野の講義を行い,高校生が大学の教育や研究に触れることによって大学への関心を高めるとともに,大学と高等学校との教育的連携を深めることを目的に、「福山平成大学出張講義」を用意しています。
今回は、総合コース福祉系2年生15名が対象でした。既に3年生が昨年9月の英明祭の時に、既存ののほほんcaféとコラボして認知症カフェ「にこちゃんかふぇ」を校内で開催されていましたが、新たに2年生が来年度に認知症カフェを企画するに当たって学びたいという要望があり出講しました。
認知症カフェの起源であるオランダのアルツハイマーカフェが生まれた理由、認知症カフェは何を目的にするべきか、何をしてはいけないかを分かりやすく伝えました。
本学福祉学科でも2016年から地域住民の皆様と認知症カフェ「みゆきよりみちかふぇ」を開催していますが、若い人たちが認知症の正しい知識をもって地域の高齢者の皆様と情報交換をし、学びあう場が増えれば、日本は認知症になっても暮らしやすい国になると思います。大学や高校で認知症カフェに取り組むところが増えています。
英明高校の皆さん、グループワークや私からの発問にも積極的にご参加いただきありがとうございました。今後に期待しています。


(写真は高校の担任の先生からの提供)