学科ニュース
【こども学科】実習後インタビュー Vol. 1 〜小学校教育実習〜
こども学科の3年生が、それぞれの夢の実現に向けて実習を行いました。
そこで、3年生に実習での経験について、インタビューをさせてもらいました。
トップバッターは、小学校教諭を目指すこども学科3年生の三島杏奈さんです。

実習先の小学校、担当学年を教えてください。
私は、母校である福山市立駅家小学校の3年生を担当させてもらいました。
実習に向けて、事前に準備していたことはありますか?
担当学年が決定したら直ぐに、福山市の小学校が使用している教科書を大学の図書館で借りて、教材研究をしていました。
また、実習に先立って、小学校にボランティアとして活動させていただいていました。その学校の雰囲気であったり、担当学年のクラスの先生や子どもたちとコミュニケーションを積極的にとるよう心掛けました。その甲斐もあって、緊張することはあまりなく、実習に挑むことができました。
実習での印象に残っているエピソードを教えてください。
残りの実習日数が徐々に減っていく中で、実習クラスの子どもたちが「え、金曜日で終わりなん!」「ずっとおらんのん!」と私を3年1組の一員として想ってくれていたことや、最後の授業研究が終了した時に子どもたちが「三島先生、もう先生なれるじゃん!」と声を掛けてくれました。
実習クラスの担任の先生も「いつか同じ職場で働きたいね。試験、本当に頑張ってね!」と声を掛けて下さり、実習で関わった先生方・子どもたちからすごく嬉しい言葉をいただきました。その一言一言が私にとってすごく力になり、実習での出会いは私にとって本当に宝物です!
実習が終わってから時間が経ちますが、実習を振り返り特に学んだことを教えてください。
私は特に学級経営について、深く学びました。
授業の中で、子どもたち同士の教え合いや助け合いの場面を作ることで、授業は学級経営に繋がることをすごく実感しました。放課後のちょっとした時間で、担任の先生が一人の児童に「前より発表増えてるね。頑張ってるね!」と声を掛け、その一言が子どもたちにとってすごく大きな一声になることや、学級経営をする上で、子どもたち一人ひとりへの声の掛け方・接し方について大切なことを学ぶことができました。何より、「一番大切なことは、元気に 笑顔で 子どもたちの前に立つこと」を改めて深く学ぶことができました。
実習終了後、大学生活に戻ってから、何か心境の変化等ありましたか?
様々な場面で変化を感じています!特に、模擬授業の際に心境の変化を感じました。
例えば、実習後に、外国語(英語)科の授業で模擬授業を行う中で、机間指導中に誰がどんな所に困ったを感じているのか把握し、ゴールに向けてどのタイミングでその困ったを取り上げるかを考えながら模擬授業をできたことです。実習前だと明らかに気付いていないと思うし、緊張に負けないくらい子どもたちの発言や呟きに敏感になっていました!
あとは、必ず教員になるという気持ちが強くなりました!子どもたちと楽しみながら一緒に悩んで学ぶ先生の姿は、本当にかっこよかったです。
最後に、小学校教諭を目指す後輩(高校生も含め)へ実習に向けてのアドバイスをお願いします。
今後、様々な場面で色々なことに挑戦する機会があり、不安な気持ちもすごく大きいと思います。実際に、私もそのように感じていました。ですが、失敗を恐れて挑戦せずに後悔する方がもったいないと思います。だからこそ、失敗をしても挑戦したこと・全力で頑張ったことにすごく大きな意味があり、必ず自分のためにもなると思います!一緒に頑張りましょう!
小学校教諭を目指す高校生のみなさん、こども学科の後輩のみなさん、
こども学科には自身の夢の実現に向けて日々一生懸命頑張っている素敵な先輩がいます。
是非、こども学科で、このように素敵な先輩たちと一緒に夢の実現に向けて一緒に頑張ってみませんか?