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【こども学科】川島教授に聞いてみた!〜春の Open Campus (ミニ講義)について①〜

2025/03/04こども学科
皆さん、こんにちは!

3月15日「春のオープンキャンパス」では、こども学科の二人の教員が、それぞれ模擬授業(ミニ講義)を行います。

 



そこで、今回は模擬授業を担当して下さる川島教授にインタビューをさせてもらいました。



■模擬授業のタイトルと内容を教えて下さい。

模擬授業のタイトルは「絵本で学ぶこどもの発達」です。絵本を手がかりに、幼児期・児童期のこどもの発達について学びます。こども学科で学ぶ学生による絵本の朗読や歌の披露、絵本の読み聞かせ活動の報告、教育実習・保育実習の報告などもします。高校生の皆さんに楽しく参加していただける模擬授業です。

 

■オープンキャンパスで、高校生の皆さんにはどのような体験をしてもらいたいと思っていますか?

 こども学科の教育内容や施設・設備を知っていただくことに加えて、こども学科の学生と交流してほしいと思います。こども学科の学生は、学びの意欲が高く、コミュニケーションのスキルを身に付けていて、話していて気持ちのいい人ばかりです。皆さんの数年後の姿がイメージできるのではないかと思います。

 

■こども学科はどんな学科でしょうか?

 「でかける学科」「来てもらえる学科」です。「でかける」では、1年生のときから実地体験の機会があり、実地での学びが教育実習・保育実習までつながっています。また、小学校や幼稚園、保育園などでボランティアやアルバイトをして子どもとの関わり方を学んでいる学生も多いです。「来てもらえる」では、近隣の幼稚園、保育園、施設、小学校などの方が園児・児童を連れて校外学習に来たり、御幸祭(大学祭)のこども学科イベントにたくさんの子ども連れの家族が来たりしてくださいます。こども学科は、理論的なことと実践的なことを何度も往復して学べる学科です。

 

■先生の専門領域を教えて下さい。 

 幼児期・児童期・思春期の発達の理解と支援方法を研究しています。授業では、「幼児理解」「子ども家庭支援の心理学「教育心理学」「教育相談」などを担当しています。

 

■なぜその専門を深めたいと思われたのか、もしきっかけがあったなら教えて下さい。

 私は、学校はミスをしたりつまずいたりしていい場所、何度もやり直せる場所であってほしいと思っています。それができるためには、親も先生も子ども自身も状況(発達)を正しく理解して、やり直す方法(支援)があることを知っておくことが大切です。そんな思いがあり、この分野の研究をしています。

 

■休日の過ごし方や趣味などお有りでしたら、教えて下さい。

 趣味というほどではありませんが、観光や小旅行に出かけた際に、よく公立図書館を訪問します。蔵書の傾向、本の並べ方、司書の方の雰囲気などで、子育てに積極的な町だなあとか、地域の産業や暮らしを大切にしているなあとか感じて、少しだけその町に住んだような気持になります。

 

■最後に、こども学科への進学を考えている高校生の皆さんへのメッセージをお願いします。

 ぜひオープンキャンパスに参加して、こども学科を体験してください。お待ちしています。


(川島先生のゼミで、広島県立福山北特別支援学校での絵本の読み聞かせ活動を行われた際の写真)

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