学科ニュース

【福祉学科】2025年度第2回みゆきよりみちかふぇ開催

2025/07/08福祉学科

　福祉学科では、地域の福祉専門職、御幸町住民の皆さんと一緒に認知症カフェ運営協議会のメンバーの一員として、平大認知症カフェ（愛称：みゆきよりみちかふぇ）を2か月に一度開催しています。
　この認知症カフェは、認知症のある方やそのご家族、地域住民、認知症に関心のある方に参加いただき、地域で認知症のある方が安心して暮らせるよう、みんなで認知症について多方面から学ぶことをねらいとしています。
　　2025年度第２回目のみゆきよりみちカフェは、補聴器専門館　橋本哲也さんによる「認知症と難聴―耳の聞こえと認知症の関係を勉強しましょう―」でした。
耳の聞こえが悪くなると、人との会話もおっくうになり、孤立感も強まり、認知機能も下がってしまう恐れが出てきます。
適切に補聴器を使うことで、楽しみが増え、生活の質を高めることができることを丁寧にお話しくださいました。

参加者が実際に補聴器を手にしてその聴こえや扱いについての説明を受けることもできました。

質疑応答の時間では会場から
・（充電式補聴器もあるが）電池式補聴器に使う電池の値段は？
・災害時の耳の不自由な方への働きかけは？
・補聴器のメンテナンスは？
などなどたくさんの質問が出て盛り上がりました。
学びの時間の前後には、対面での参加者がお茶を飲みながら語り合う時間を設けています。飲み物やお菓子は、御幸町のボランティアセンターの方が用意してくださり、学生スタッフが参加者にふるまいました。