学科ニュース

【福祉学科】　超楽しくて❤学びがあったオープンキャンパス！！

2025/07/26福祉学科

7月20日（日）は、大勢の高校生に福祉学科の学びの魅力を堪能していただきました。
オープニングは学生と教員の歓迎ダンス！息の合ったダンスで場を盛り上げました☆

《司会を担当した学生と教員の歓迎ダンス》

　模擬授業では福祉学科が独自に設けた「福祉入門科目」である「ペットと人間福祉学」の一端に触れていただきました。
社会福祉と聞いてすぐに思いつくのは「介護」「高齢者福祉」という方が多いのですが、犬や猫等の多頭飼育崩壊という問題もあります。多頭飼育崩壊は、動物の保護だけでなく、飼い主が抱える困難にも目を向ける必要があります。その背景には、経済的な困窮や社会からの孤立に加え、精神的な不調や、病気や加齢による判断能力の低下など、福祉的な支援を必要とする複合的な要因が隠れていることが少なくありません。
　また、病院で子どもたちのために働く犬ファシリティドッグや盲導犬、聴導犬、介護犬など動物に支えられて暮らしている人々がたくさんいることも講義内で触れています。
写真は当該科目を昨年度受講した学生が、「広島県動物愛護センター」についての調べ学習の成果を発表している様子です。

《「ペットと人間福祉学」の調べ学習発表会の再現》

　4年生の学生は、部活もアルバイトも勉強もがんばりながら、目標であった医療ソーシャルワーカーの内定を得た充実した四年間の学生生活を紹介しました。また、広島市社会福祉協議会に就職し、1年目にして多彩で重要な仕事を任されていることを誇りに思っている卒業生は、本学で「社協」実習ができたことが大きな契機であったと語りました。

《在学生による学生生活発表》

《卒業生も登壇》

　午後からは今年度から「福祉入門科目」に加わった「ICＴ・介護ロボット」の模擬授業がありました。福祉分野もＩＣＴの導入が進んでおり、在学中から現状を知り、実際に触れる必要があると考えてこの科目を開設しました。近隣大学にはない新しい科目の登場です。
この日は、トヨタ自動車が出資するＷＨＩＬＬ株式会社が開発した免許不要の近距離移動用電動モビリティＷＨＩＬＬと最近自宅や介護・医療現場で導入が進んでいる移乗サポートロボットＨｕｇ、ノーリフティングケアを実現させる床走行式リフトの体験をしていただきました！高校生だけでなく保護者の皆様も体験されて、大盛り上がりでした。

《移乗サポートロボット　Hug》