学科ニュース
【福祉学科】 奥田先生が公開講座で講演しました!
2025/09/08福祉学科
福山平成大学では、8月28日(木)から、「未来を育む・支える・創り出す-これからの社会を考える-」というテーマで、令和7年度の公開講座を開催しています。
9月4日(木)の第2講座では、「元気な今だから考えたい!これからの暮らしと医療~人生会議(ACP)の進め方~」というテーマで、福祉学科の奥田亜矢 准教授の講演が行われました。約50名の方が参加されました。
講演では、まず、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について説明がありました。ACPとは、厚生労働省は「人生の最終段階の医療・ケアについて本人が家族や医療ケアチームと事前に繰り返し話し合うプロセス」と定義しています。2018年から、「人生会議」と愛称を定められました。
緩和ケアやACPの定義、ACPの国際的な動向、奥田先生の留学・臨床経験の紹介、人生の最終段階で行われる医療やケアについて、ご自身の体験やクイズを交えて熱く語られました。また、奥田先生が緩和ケア病棟で関わられた終末期ケアの患者との関わりをDVD(映像)で見ることによって、ACPの意味や終末期ケアの取り組みの理解がより深まったと思います。

講座終了後もACPに関心のある参加者からの質問に、丁寧に答えられていました。
次回、9月11日(木)の第3講座は、「レジリエンス(精神的回復力)を育む-子どもの健康問題から考える-」をテーマに、健康スポーツ科学科の近藤千穂 講師の講義が開催される予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
