学科ニュース
【福祉学科】 参加者全員で盛り上がったオープンキャンパス!!
9月6日(土)は、オープンキャンパスを開催しました。
4日(木)に実施したリハーサルでは、グループワークの進行やサイコロトークの実際を練習しましたが、その時に模写が得意な人がいることがわかり、早速本学のキャラクターのへいちゃんを黒板に描いてもらいました。

学科イベント①では、模擬授業「ソーシャルワーク演習」を実施しました。
ソーシャルワーカーは、多様な人を多面的に理解する専門職のため、「自己覚知」が欠かせません。最初に講師の石田先生から「自己覚知」についての講義がありました。
その後、自分の価値観について個人ワークで考え、大学生のリーダーの進行でグループになり、他者の価値観について知りました。自分と同じ価値観の人、異なる人、それぞれの理由を聞きながら、グループでまとめの作業に取り組みました。「健康」と「愛情」はどちらが人生において重き価値があるかを議論するグループがあったり、「地位」はそれほどで大事ではないとあっさり最下位に決まるグループがあったりと、4グループすべてが熱心に語り合っていました。大学生と高校生だけでなく、保護者の皆様もグループに入って議論に加わってくださったので、多様な「他者理解」ができたようでした。
フクシを学んでジブンを知る。自分と他者の価値観の多様さを感じていた様子でした。
学科イベント②では、フクシを学んだミライを知ると題して、卒業生二人を招いて大学卒業後の暮らしを語ってもらいました。
社会人13年目の卒業生(社会福祉士)は社会福祉法人の職員で、障害者の就労継続支援B型事業所の生活支援員主任。仕事のやりがいや将来のキャリアアップについても語りましたが、学生時代の思い出として学費を全額アルバイトで稼いだ話と、東日本大震災のボランティアに行った話は衝撃的で会場がどよめきました。社会福祉法人の地域密着型特養で介護福祉士として働いている社会人3年目の卒業生は、1年生の後半からコロナ禍でオンライン授業の日々となり、イメージしていた学生生活とは違っていた。しかし、そのお陰でデジタルに強くなり、学生時代はオンライン認知症カフェの司会をし、就職してからもデジタル機器に戸惑うことがないと話しました。質疑応答の時間には、するどい質問が続きました。進行は中司教授が務めました。

対談が終わった後は、3つのグループに分かれて、サイコロトークでさらに参加者の交流を深めました。
予め、それぞれの出た目で決めていた話題について語り合い、大学生と高校生が仲良くなろう!という趣旨でしたが、保護者や卒業生も加わって、参加者全員で盛り上がりました。
次回のオープンキャンパスは、2026年3月14日(土)を予定しています。多くの高校生にお会いできることを福祉学科一同、楽しみにしています。
オープンキャンパスは少し先になりますので、福祉学科をもっと知りたい方は、10月18・19日(土日)の御幸祭に遊びに来てください。お待ちしています。
