学科ニュース

【看護学科】 ニュージランド国際看護学研修報告 Part3ーオークランド市内でユニバーサルデザインを考えるー

2025/12/18看護学科

オークランド市内を見学する中で、ユニバーサルデザインに関する課題を肌で感じることができました。市内には坂が多く、高齢者や障がいのある方にとって移動が難しい場面が想定されます。歩道の幅や段差の工夫は見られるものの、地形的な制約が大きく影響していると感じました。

 一方、日本でも坂の多い地域はありますが、手すりの設置や公共施設のバリアフリー化が比較的進んでおり、移動支援の面では優れていると感じました。こうした違いは、制度や文化だけでなく、都市計画や住民のニーズへの対応の仕方にも関係していると考えられます。

 今回の見学を通じて、地域特性を踏まえた支援のあり方を改めて考えるきっかけとなりました。今後の看護教育でも、こうした視点を学生と共有し、共に考える機会を設けていきたいと思います。「また訪れて、さらに学びを深めたい」という思いが強く残る体験でした。

 本研修の実施にあたり、多大なるご尽力とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

                                                                オークランド博物館

                                           ニュージーランドで最も重要な博物館で戦争記念施設

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