学科ニュース
【福祉学科】第10回基礎演習Ⅰ授業レポート~“生活の場”としての特養を学ぶ―松風園見学~
2026/07/03福祉学科
第10回の「基礎演習Ⅰ」の授業は,大学を出て、社会福祉施設の見学に出かけました。伺った社会福祉法人松風会は、介護実習やソーシャルワーク実習で福祉学科が大変お世話になっている法人です。今回は、特別養護老人ホーム(以下特養)と老人デーサイビスセンターを見学させていただきました。
「初めて特養を見学します」という学生もいて、少し緊張気味でしたが、奥田施設長をはじめ、生活相談員、職員の皆様、ご利用者様たちが温かく迎え入れてくださいました。
まずは、主任生活相談員の落岩様から施設全体の説明を聞きました。

続いて、特養の食堂、浴室、居室、そしてデイサービスの見学です。
食堂で過ごされているご利用者様たちに、学生達は「こんにちは!」と元気に挨拶をしました。するとみなさん、笑顔を返されました。
ご厚意で、ご利用者様が生活されているお部屋も見学させていただきました。
各部屋にベッドがあり、安全に安心して生活できるよう工夫されていました。
デイサービスは丁度昼食後の休憩時間に当たり、ご利用者様はお昼寝中でしたので、静かに見学させていただきました。

見学後、質疑応答の時間を設けて二人の生活相談員さんが対応してくださったので、学生達は事前に考えていた質問や、見学したときに感じたことなどを積極的に発言しました。

学生A:利用者さんは外出されることはあるのですか。
生活相談員:今日もこれから、外出支援で公園に紫陽花を見に行く予定です。家族の要望で外出されることもあります。ここでは医師の許可がでたらみなさん外出可能です。
学生B:「コミュニケーションを大切にしている」とホームページに書いてありましたが、どのようなことに気をつけているのでしょうか。
生活相談員:コミュニケーションと聞くとすぐに言葉をイメージしますが、ここでは言葉だけではなく,表情やご飯の量、その日の様子からご利用者様の思いを汲み取ることを大切にしています。
学生C:集団レクリエーションとはどのようなことをされているのですか。
生活相談員:施設で暮らしていると季節感がなくなってしまうため、季節を感じられるようなレクリエーションを考えています。最近では梅雨なので傘を使った玉入れをしました。レクリエーションもいろいろありますが、例えば勝った負けたという勝負を取り入れたものにしますと、勝つと嬉しいという気持ちが湧き、負けて悔しいという気持ちになります。単調な暮らしをおくっていると時にはこのような気持ちになることも大切だと考えて支援しています。そして、その時には皆さん必死になって声も出ます。集団レクリエーションにはさまざまな効果があると考え、リハビリとしても考えて行っています。
最後に主任生活相談員の落岩様から、「これから実習で施設に行くと、コミュニケーションが必ず必要となります。車いすの方や寝たきりの方と話すときは、必ず相手の目線の高さに合わせて話をすることを心がけて欲しいと思います。」と、大切な心構えを教えていただきました。
今日の学びを、これからの授業、実習、ボランティア活動に活かしていきたいと思います。
お忙しいなか、丁寧にご対応いただきありがとうございました。
