学科ニュース
【福祉学科】広島県立御調高等学校で高大連携授業を実施しました。~高校生に伝えたい 福祉・介護分野のテクノロジーについて~
2026/09/30福祉学科
9月28日に、尾道市にある広島県立御調高等学校普通科からの依頼を受け、福祉学科助教の大塚和美が高大連携授業(出張講義)を行いました。今回のテーマは、「高校生に伝えたい 福祉・介護分野のテクノロジーについて」です。
当初、生徒の皆さんは6月に企画していた介護テクノロジー研修に参加する予定でしたが、大雨警報の発令により研修が中止となりました。その代替として出張講義のご依頼をいただきました。
今回は、日本基準寝具株式会社の協力を得て、
• 移乗サポートロボット「Hug(ハグ)」
• 小型モビリティ「C⁺walk(シーウォーク)」
• 歩行分析AI「トルト」
の3機種を用意していただきました。
介護テクノロジーとは、介護サービスの質を高めながら、介護する人の負担を軽減し、利用者の自立を支援するための技術や機器の総称です。
例えば、
• 利用者と向き合う時間を増やす
• 抱え上げ動作など介護職員の身体的負担を軽減する
• 利用者ができることを継続しやすくする
といった目的で、介護現場への導入が進められています。
今回は、3年生4名と2年生4名の計8名を対象に授業を行いました。
まず、介護保険制度を取り巻く課題や介護人材不足の現状、そして介護テクノロジーが果たす役割について説明した後、体験で使用する3機種の特徴を紹介しました。
※掲載した写真については、教諭・生徒に撮影と使用の確認を取り、許可をいただきました。

続いて、学年ごとのグループに分かれて機器の体験を行いました。
Hugでは、ベッドから車いすへの移乗動作を体験しました。生徒たちは、Hugを抱きかかえるような姿勢を取るだけで自然に立ち上がり、スムーズに車いすへ移乗できることに驚いていました。

また、トヨタ自動車が開発したC⁺walkの試乗体験では、自転車のような操作感や小回りの利く走行性能を体感しながら、楽しそうに学んでいました。先生方からも「操作しやすい」「小回りが利いて便利」といった感想が聞かれ、大変好評でした。

最後に、歩行の様子を撮影し、その動画をトルトで分析しました。歩行状態をデータとして可視化し、リハビリテーションの効果を「見える化」する仕組みについて理解を深めてもらいました。
介護テクノロジー(ICT機器・介護ロボット)を専門的に学ぶ科目を開講している介護福祉士養成校は、広島県内では福山平成大学のみです。本学では、福祉用具貸与事業所と連携しながら、介護テクノロジーに関する実践的な授業や出張講義を行っています。福祉・介護分野のテクノロジーに興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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福山平成大学では、高等学校からの要請に応じ、本学教員が専門分野に関する講義を行う「出張講義」を実施しています。
高校生の皆さんに大学での学びや研究に触れていただくとともに、高等学校と大学との教育的連携を深めることを目的としています。
詳細は本学ホームページ下部の「出張講義(PDF)」をご覧ください。
出張講義をご希望の場合は、実施予定日の1か月前までに入試室へご連絡ください。
