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科研費申請を考えている教員対象に8月に２回にわたって、ワークショップを開催しました。
２日間で延べ１０名の参加者がありました。
講師は、７月１４日のFD研修会で科研費および研究全般について講演してくださった福祉健康学部健康スポーツ科学科の上村崇教授です。
研修会では、主に科研費や研究テーマの見つけ方などの一般的な内容をお話ししてくださいましたが、ワークショップでは、科研費申請書類の書き方についてなどの具体的なポイントについて指導してくださいました。

１回目は参加者がそれぞれ自分の専門領域についてと予定している研究について発表し、それらについての質疑応答の時間を持ちました。
２回目は、本年度の申請を考えている先生が自らの申請書を説明し、それについての質問を参加者が行う形で、申請書の書き方についてのポイントを学びました。

上村先生からは、科研採択の審査員は申請する研究内容の専門家であるとは限らないので、専門外の研究者にもわかりやすく、一貫性を持った申請書類を作成する必要があると指摘していだだきました。また、本人が実際に取り組んでいる研究活動や本人がイメージしている研究計画と申請書の内容区分は必ずしも一致しないので、申請書類の内容に一貫性を持たせるためには、自分の研究活動や研究計画を一度全部書き出してみて、そこから申請書類の内容区分に落とし込んでいく作業が必要だということも指摘してくださり、内容の深いワークショップになりました。