お知らせ・ニュース
第1回FD研修会を開催しました
9月12日(水)に第1回FD研修会を開催しました。
テーマは、
「高等教育のDX化に向けてーAL型授業に役立つICTツールの紹介―」
です。
コロナ禍でLearning Management System (LMS)の導入や「ビデオ会議」ツールの利用が進み、コロナが収束したあとも、これらを通常授業形式(対面型)に生かしていく取り組みが各大学で進んでいます。
本学ではコロナ流行以前からセレッソなどのLMSをすでに導入していたこともあり、遠隔授業に比較的スムースに移行できました。
一方、コロナ禍を契機に授業用のICTツールも開発が進んでいることもあり、今回は、4名の先生方に授業における本学のLMS以外のICTツールの利用方法について発表していただきました。
最初に青木麟太郎経営学科講師から、エクセルやTeamsを利用した学生からのフィードバックの方法について発表していただきました。
次に、梶原豪人福祉学科講師から、同じくTeamsのメッセージ機能を使ったフィードバック方法とSlidoを利用したクイズや質問の機能について紹介していただきました。
続いて、梅木璃子こども学科講師から、QuizletとMentimeterを利用した単語学習や評価投票機能などについて発表していただきました。
そして最後に、田中宏和こども学科准教授によって、PDFデータの編集ソフトの授業時における活用方法について発表していただきました。
座学の授業において、リアルタイムでの学生からのフィードバックは大きな課題の一つですが、ICTツールの発達により、学生が自分の考えを発表することや質問をするハードルを低くでき、双方向型授業(アクティブラーニング)を受講生の人数に左右されずにできる可能性があることがわかり、大変参考になる発表でした。