お知らせ・ニュース

8月26日（火）～28日（木）の3日間、FD講習会（統計講座）を、福井正康非常勤講師の指導のもとに開催しました。
参加者は延べ28名でした。
福井先生は昨年度まで本学経営学部の教授をなされていた先生で、自ら統計処理ソフトを開発され、College Analysisという名前で無料公開されている先生です。

初日は、「基礎統計」について学びました。質的・量的データの集計と検定方法、相関や回帰分析等についての内容でした。
卒論などでも利用できる分析です。
2日目は「初級統計分析」についてで、多変量解析について学びました。
１元・２元配置の実験計画法、重回帰、因子分析など、アンケートをもとにした研究などに使われる分析手法です。
3日目は「中級統計分析」で、多変量解析の発展系について、数量化I類、多重共線性の意味、判別分析やロジスティック回帰分析の比較、共分散構造分析、探索的・確認的因子分析などについて、学びました。

具体的なデータを基に各自でパソコンで分析に挑戦することができ、授業と研究に生かせる研修内容でした。